一時若者を中心に味噌汁離れが起きていたようですが
近年、手軽さと美味しさ、そして秘められたパワーに期待して
味噌汁人気が上がってきています。
最近は都市部では、味噌汁専門店などが出来ており
朝からサラリーマンやＯＬでにぎわっています。
さて、近年人気が復活した味噌汁には
一体どんなパワーがあるのでしょうか？
日本の中で長寿ナンバーワンの長野県
実は味噌の消費量も日本一
どうやら健康長寿の一端を担っているのは
味噌のようです。
またみそ汁は具材や出汁などいろいろな組み合わせを
楽しめるので、味のバリエーションも楽しめますが
組み合わせによって、健康効果を高めたり
美肌効果を高めたりすることも出来る
すぐれた一品なのです。
みそ汁の具にトマトやニンジンなどを使うと
抗酸化力が上がり、アンチエイジングや健康維持に
とても有効です。
ブロッコリーもビタミンも豊富ですし
最近がん予防に良いと研究が進む
スルフォラファンも含まれていますよね。
また出汁もインスタントの顆粒だしなどを使わず
「かつおぶし」「昆布」「煮干し」などを利用することで
多岐にわたる栄養素を採ることが出来ます。
出汁は面倒と思っていませんか？
実は出汁を取るのは意外と手軽なんです。
鰹節なら一人分に一つまみ入れるだけ
出汁を取ってから取り出す必要はありません
そのまま味噌汁を作り、鰹節を一緒に食べることで
数種類のアミノ酸が摂取でき、美肌効果アップが期待できます。
昆布なら、大きなまま入れずに、ハサミで細く切って
水の中に入れ、それから火にかけます。
昆布も取り出す必要はありません
小さく切っておくことで、味噌汁の具の一部になり
一緒に食べることで、水溶性食物繊維などが
摂取でき、便秘改善や美肌効果が期待できます。
煮干しも水から入れて、そのまま食べて良いのですが
煮干しだけは少々下準備が必要です。
煮干しの頭を取り、背骨もしくは腹から二つに割ります
そしてお腹のところの黒い塊（はらわた）を取れば
準備完了です。
すべて手で出来るので簡単です
出来上がりは下記のような感じです
味噌汁に使う味噌は、保存に注意をしましょう。
最近はパックの味噌を買う人も多いでしょう
パックで購入したら、初めにパックを開けた時
味噌の上にある紙は取り除いて捨てましょう。
味噌は空気に触れるとどんどん酸化して
味も栄養素も失われて行きます。
味噌を使い終わったら表面をスプーンなどで平らにして
サランラップを味噌の表面に密着させます
その上からパックのふたをして冷蔵庫へ
こうして保存すれば、１年くらいは余裕で
大丈夫です。
毎日１杯の味噌汁で、健康と美肌手に入れちゃいましょう。
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