人がたくさん集まる公園
大きなものから、住宅街の中の小さなものまで
様々ですが
公園で安心して遊べるようにと
危険な行為などはもちろん禁止なのですが
公園ごとに細かなルールがある場合が多いようです
例えば、サッカーやゲートボールはやっても良いのに
野球は全面禁止！
昔は公園や野原で小学生が草野球なんて
当たり前の光景でした。
自転車乗り入れ禁止！
自転車を乗り回すのは確かに危ないでしょうが
初めて自転車に乗る子供の練習すらできない・・・
さわぐな！
これはルールとして定められているわけでは
無いでしょうが
花火をやったりラジオなどを大音量で聞いていたりするのは
ともかく、子供が遊んでいたら、近所のおじさんが
どこからともなく現れ
「うるさい！帰れ！」とまくし立てる。
花火禁止、バーベキュー禁止、キャンプ禁止
飲食禁止、集会禁止、合唱禁止、楽器演奏禁止
談笑禁止、綱渡り禁止などなど
あげるときりがない。
野球に関しては硬式ボールだろうが、軟式ボールだろうが
あるいはやわらかいゴムボールでも、野球そのものが禁止
という事になります。
確かに硬式ボールなどで野球をやっていると危険が
あるかもしれませんが
ゴムボールでの遊びの野球すら禁止って
ゴムボールの野球ならサッカーより安全なくらいでは
無いかと思うという意見もあちこちで上がっています。
また最近は球技全般が禁止と言う公園が増えていますが
そんな公園で小学生が、ゴムボールでキャッチボールをしていただけで
注意されたという事例も。
しかもそんな公園午前中だけゲートボールの
練習ＯＬだったりする。
一般的に公園のルールって危険度が基準の一つと
なっていると思うのですが、これってどうなの？という
声が主婦から上がっています。
こんな公園のルール、一体だれが決めているのでしょう？
実は国が定める法律や条例には、公園で
球技をやってはいけないというようなものはありません。
公園のルールは、その公園を管理する地方自治体が
独自に定めているのが通例のようです。
野球はダメ、ゲートボールはＯＫという
とある公園管理者に、野球全面禁止の理由を
尋ねたところ
「たとえボールがやわらかくても、バットで打つと
どこに飛んでいくかわからないので危険」
「なのでどんなボールを使うかを問わず
野球に関して禁止としている」
「ゲートボールに関しては玉が空中を
飛ばず地面を這うのでＯＫと言う認識です」
という回答が帰って来たそうです。
なら管理者の頭が固いだけじゃん！
と思いたくもなりますが
実は時代とともに変わってきた環境にも
事情があるようです。
最近はアメリカほどではないにしろ
日本でもちょっとしたことで訴訟問題に
公園で球技をしたいという声とともに
公園での球技は禁止にしてほしいという人もいるわけです
例え少数で有ろうと禁止希望者が居るにもかかわらず
球技ＯＫとした場合
何らかの事故が起きた時
「反対していたのに球技禁止せず放置した責任がある」
として訴えられかねないというのです。
世の中二つの反対意見が出るのは良いとして
子供の遊び場を守るためにも
一部で取組が始まっているように
時間を区切って、球技ＯＫの時間帯を作る
など柔軟な対応を考えて行ってもらいたいところです。
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