三菱航空機が開発中の、国産初のジェット旅客機(MRJ)が、離陸時の
走行試験などを終え、テスト飛行に向け、順調に準備中です。
出典:http://www.mrj-japan.com/j/loc.html
離陸時に必要とされる、時速220キロでの滑走路走行テストや
前輪を地上から浮かせて走行するテスト、操縦性など、一定の
テストを経たのち、
コックピット内のペダルの不具合が見つかり
ペダルの回収作業などで、テスト飛行を先延ばしにし、当初の
予定から2週間ほど遅れて、本格的なテスト飛行をすると発表した。
テスト飛行は11日午前中にも行われる予定で、県営名古屋空港から
離陸(愛知県豊山町)海上を往復しながら、上昇や下降、旋回など
基本的な飛行性能のテストを行う予定です。
飛行エリアは概ね遠州灘か能登半島沖との間を往復と
伝えられています。
見学を予定している方は、
名古屋空港は空港の安全確保のため
展望デッキを閉鎖すると発表しているので注意が必要です。
また生でなくても見学できればという方は、三菱航空機は
初飛行の様子をウェブで生中継する予定と発表しましたので
そちらで初飛行の様子を生中継で見ることが出来ます。
中継予定サイト www.flythemrj.com/j
今後は5機体制で、テスト飛行を続け、必要な部分の改善を
続けながら、2年後の春、民間の航空会社に納入していく
予定だという事です。
完全国産ジェット旅客機に搭乗できるのもあと1年少々という
ところまで来ました。
三菱航空機が本格的にジェット旅客機(MRJ)の開発を開始してから
7年半、あと少しで国産ジェット旅客機が乗客を乗せ、日本の空を
飛ぶという夢が実現します。